架空書店「宵竹 The Yoidake Arms」開店します

吾輩は書店である。実体はまだ無い。

【宵だけ】

いらっしゃいませ。ようこそお越し下さいました。ここは宵(夜の始まり)だけにオープンする架空書店。私は、ここの書店オーナーの宵竹(Yoidake)です。

書店といっても、まだ本は売らず紹介するだけ。ゆるゆると紹介を続けていきたい。

ちなみに、宵(よい)は宵竹が1日の中で最も好きな時間である。

英語圏では、Magic hour(マジックアワー)とも称される。(ところでHappy hourという言葉も聞いただけで高まるよね)

よい (よひ 【宵】)
日が暮れてから、しばらくの間。(夕暮れに続く)夜の初めの部分。
(『岩波国語辞典第5版』)

【酔いだけ】

たまに、オーナーの酔狂で過去に訪れた異国の小噺も紹介するかもしれない。

(彼女はイギリス好きなので、だいぶ英国贔屓になることが推測される)

【良いだけ】

最近は書店と言っても、結構色々なものが売られていたりする。ここのオーナーは、どうやら良いものに出会うと、全力で紹介したい星の元に生まれてしまったようなのだ。

というわけで、オーナーが良いと思ったものを熱量高めで紹介することがあるだろう。

それは、美術館で出会った心奪われる絵のことであったり、イギリスの文化のことであったり、最近購入したカッコいいサングラスのこともしれない。

【竹】

実は、ここのオーナーの祖父母の苗字に「竹」が入っている。創業60年の建材店で、地元のリフォーム業を営む。そのビルは、なかなか格好良くてコンクリート打ちっぱなしの建物なのだ。

オーナーは、そのビルの一角を本屋にしようと狙っている。

一部物置きとなっている区画があり、何か再利用できないかと思案しているのだ。

その企みは、架空の本屋で終わるかもしれないし、実体を持つようになるかもしれない。

それは、まだ神のみぞ知るところである。

【The Yoidake Arms】

「〜Arms」というのは、イギリスでよくあるPubの名前である。(Kings Armsや The Churchill Armsなど)

由来は歴史的に調べればちゃんとあるのだが、イギリス人に聞いても「確かになんでだろうね〜気にしたことなかった!」との反応だった。他にも、Panda &Sunsなど日本人からすると、あまり馴染みのない組み合わせのPub名を目の当たりにする。なんにせよ、イギリスのPubのような美味しいお酒が飲めて、美味しい肴があり、好きなように過ごせる架空本屋『宵竹』の英語名として名付けました。
以後、お見知り置きを。(イギリスのPubの話は、どこかで記事にまとめたいものです。)

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この記事を書いた人

書店オーナーを夢見る架空書店『宵竹』のオーナー。英国を愛すきっかけはハリー・ポッター。組み分け帽子の結果はスリザリン。2020年9月、ホグワーツからの招待状が待ちきれず、大学院生として自ら趣く。飲み込むように読書をし、お風呂上がりの時間を至福の時としている。これまで訪れた国は、15カ国だが好きな場所は何度も繰り返し行く。(イギリスは3回訪問済み)基本、夜行性だが旅先になると早起きできる。
※本サイトの写真は全てYoidakeが撮影したものです。iPhone, RICHO GRxを使用しています。

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